2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その13・名前)

Notesが扱うデータの基本型は、テキスト、数値、日時の3つとその複数値です。それ以外については、おおよそ次の3つに分けられます。1つはリッチテキスト、2つめがバイナリ形式、そして3つめが基本型に応用になります。2つめのバイナリ形式は、画像や添付ファ…

APIから見るEvernoteのノートとNotes

これは、Evernoteのノート、NoteのAPIから見た構造です。ぼーっと眺めてみます。 とてもNotesっぽいですね。例えばこの構造を、Notesでなじみのある用語と比べてみると・・・ guid = unid title = subject/title field content = body rich text field creat…

伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その12・サーバリストの取得)

今回のNSFinderでは、NotesPeekと同様に、ツリービューのルートに「Local」「Servers」という2つのアイテムを配置して、LocalにはNotesクライアントのデータディレクトリを、Serversには利用可能なDominoサーバのリストを取得してアイテム化します。 サーバ…

伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その11・範囲型の読み込み)

前回は、Notes APIにおける複数値、LIST型とRANGE型について説明しました。テキストの複数値はLIST型を、数値と日時はRANGE型を使って複数値を表現しています。RANGE型は2種類のリストを持っており、1つは単数値のリスト、もう1つは「範囲」というペア値のリ…

伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その10・リスト型/範囲型)

Notesの基本的な「型」は、テキスト(文字列)型、数値型、日時型になります。これら基本型は、いずれも複数値になることは皆さんご存じのことと思います。 テキストリスト型 数値リスト型 日時リスト型 このうちテキストリストは、LISTという構造体が使われて…

伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その9・UI見直し)

今回はUIの見直しです。 前回まではツリー構造のビューにひたすら追加情報を列として表示していましたが、いろいろな情報が同じ列に表示していては必ず破綻するので、今のうちに、アイテムの情報を別のペインにしておきます。 Mac版 Ubuntu版 Windows版 ntlx…