伝説のツール「NotesPeek」をQtでリメイクする(その1)
NotesPeek。ご存じですか。
NotesPeekは、Notesのネットワークパス、データベース、文書、フィールド、リッチテキスト構造といった、Notesのあらゆる階層をインスペクトできるツールです。Notes/Domino APIプログラミング―C++とSTLによる実践的プログラミングに以下のように載っていました。
NotesPeekはIris社のエンジニアである、Mr. Ned Batchelder氏が開発したノーツデータベースの中身を覗くためのツールです。C API toolkitには含まれていませんが、ノーツデータベースの仕組みを知るのに大変役立ちます。
氏は、サイトを持っておられるようです。
NotesPeekの方は、IBMに以下の記事が見つかりました。
どうもNotesが6の時に1.53が出たきりのようですが、7、8でも問題なく使えると書かれています。おそらく、9でも問題なく使えると思います。
非常に優秀なNotesPeekですが、UIも古く、OSもWindowsのみです。
もちろん、問題ないです。調べるという目的に、UIやOSは問題になりません。
ただ、これほどリスペクトするツールなので、いつかリメイクしてみたい、カバーしてみたいという思いが、ずっとありました。
Qtを使って開発した経験を活かし、時間はかかるかもしれませんが、NotesPeekをWindows、Mac、Ubuntuで実行できるリメイクアプリ、カバーアプリを作ってみたいと思います。